モイ新聞 vol.2 ごひいきSHOP 〜 オニョ 編〜 2008/03/20__21:20

　

■　◯違鷹羽　■
千葉市中央区弁天
紳士注文靴屋さん　靴修理もしてくれます！

マルニチガイノタカノハ　と読むそうです。
ある日　突然気になるお店が出現しました。



白壁に漆黒の枠な波波ガラスの引き戸
小窓には艶艶の紐靴。
看板には？？な屋号らしき文字　粋だなぁ。
紳士注文靴、靴ノ修理とあるので靴屋さんに違いないのですが、とっても気になり足を止める日々。
（怪しく見えない程度です（笑））
上手い具合に中の様子が見えない作りになっていて
デザイナーさんやるなぁ〜と感心。
きっとこだわりの店主さんなんだろうと
勝手に想像していました。

先日
お気に入りのエンジニアブーツの踵修理をお願いした所
とっても奇麗に生まれ変わって戻ってきました。
丁寧な仕上がりに感動。職人万歳。

オニョ本気で靴職人になりたく靴の専門学校のパンフを取り寄せた事があるのですが、
今回靴作りの現場を知りたくって色々お話して頂いちゃいました。
お仕事中断させてまで聞きまくり、素人質問を根気よく答えてくださって感謝感謝
靴の道具も見せて頂きました。

道具の説明も１つ１つ教えて頂き
道具にもこだわりがチラホラ見え隠れして
やっぱり職人さんっていいですねぇ。
カナズチの通称「ポンポン」年代物らしく、よい味がかもし出しでています。
作った職人さん＆握っている職人さんの歴史をものがたっているんだなぁ〜と思います。
いいもの見させて頂きました。
想像通り、こだわりの店主さんなのでした。
同じ手に職を持つものとしては共感すること多々あり。

ちなみに　オニョの道具のこだわりは、、、
7.5インチのロングシザーかな。
光（メーカー）の鋏ですが、もう廃盤かも。
このインチは最近滅多に見られないので、落とせません。
これがないと、メンズ坊主ができない。

フルオーダーメイドだそうで、足形からとって木型を作り、仮縫いして何度もオーナーさんと打ち合わせして，そして端麗な靴が出来上がるそうです。
オニョもメンズだったら、一足フルオーダーチャレンジしたいなぁ〜と思います。ため息が出るくらい奇麗なんですよ、ほんと。靴侮れし。

沢山話して頂いたので　このページだけだと勿体ないし
書き足りないので
も少し詳しいレポはコチラ

帰り道　◯鷹サンの小窓からは
薄明かりとリズムよく革を叩く音がこぼれています。

オニョ